神経外科技術を得意とする中国全土の病院43施設が構築に参加する中国初の脳腫瘍登録・登記研究プラットフォーム(NBTRC)が、17日に正式にオンライン開設された。同プラットフォームは毎年、脳腫瘍全スペクトル病理を網羅する脳腫瘍症例4万件余りを追加することが可能で、脳腫瘍患者のオーダーメイド型の治療方法を設定できる見通しだ。北京日報が伝えた。
資源を効果的に統合し、データ統一・応用プラットフォームを構築するため、国家神経系統疾患臨床医学研究センターは北京天壇病院の神経外科・神経内科分野の卓越した科学技術影響力を利用し、3年がかりで中国初のNBTRCを構築した。同プラットフォームは現在、北京天壇病院と北京大学第一病院、首都医科大学三博脳科病院など、全国23省・直轄市・自治区の各級病院43施設を網羅している。記者の調べによると、これらの病院の年間手術回数は4万回以上となっている。これは同プラットフォームが毎年、脳腫瘍全スペクトル病理を網羅する脳腫瘍症例4万件余りを追加できることを意味する。これらの脳腫瘍ビッグデータを利用することで、医師はこれから大量の臨床治療マニュアルの研究を展開できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月18日
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