文化・観光部(省)が24日に発表した2018年中秋節連休観光市場情報によると、中秋節期間中の観光客数は延べ9790万人に達し、国内観光収入は435億元に達したという。中国新聞網が伝えた
▽近場への旅行を選ぶ家庭が多く 人気が高いのは民俗観光と農業観光
中秋節は家族団らんの日でもあるが、家で集まる以外に、多くの家族が旅行に出かけて祝日を楽しむという選択をする。そして、中秋節は夏休みの観光シーズンと国慶節の間にあるため、近場への旅行を選ぶ家族が多い。そのような理由から各地にある名所旧跡などの伝統・民俗的要素に富んでいる観光目的地には数多くの観光客が訪れた。このほど、第一回「中国農民豊作節」が開幕され、農業旅行が新たなスポットになっている。
中秋節に北京を訪れた観光客の数は延べ395万4000人で、前年同期比4.7%増加した。また、観光地収入は1億2700万元(1元は約16.4円)に達し、前年同期比では11.5%増加している。そのうち、歴史文化にまつわる観光地を訪れた観光客の数は延べ122万2000人で、前年に比べて9.7%増加した。また、重慶の武隆、湖北の黄陂錦里溝などの景勝地では中秋節に「農民豊作祭」が開催され、観光客が豊作の喜びを味わうことができる。そのほか、貴州省開陽県、桐梓県、金沙県、威寧県、興義万峰林などの地域では「中国農業豊作祭」が催され、様々な農業イベントや収穫イベントも行われた。
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