王毅国務委員兼外交部長(外相)は14日、米国のポンペオ国務長官と北京で会談した後、共同記者会見に臨んだ。新華社が伝えた。
王部長は中米の経済貿易問題について「中米の経済チームはこれまで両国の経済貿易問題について協議を重ね、重要な共通認識にいたった。最も根本的なものが、建設的方法で溝を処理することで合意したことだ。米側が中国側と向き合って進み、この重要な共通認識にしっかりと従い、問題の適切な解決を推し進めることを希望する。この過程において、米側が再びいかなる非建設的行為に一方的に出ることもせず、今後の協議に新たな障害をつくることもしないよう希望する」と述べた。
また「現在双方は2つの選択肢を前にしている。1つは協力とウィンウィン、もう1つは対立と両損だ。中国側はすでに第1の選択肢を選んだ。米側も同様に賢明な選択をすることを希望する。当然中国側は、第2の選択肢に対処するための準備も整えている」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年6月15日
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