「西蔵民主改革60年」白書 西蔵が13年以降約71万人の貧困削減

人民網日本語版 2019年03月28日16:29

国務院新聞弁公室が27日発表した「西蔵民主改革60年」白書によると、新時代における西蔵の発展は人民を中心とする発展思想を堅持し、革新・調整・エコ・開放・共有の発展理念を堅持し、経済・社会発展の推進に努力し、西蔵の発展は盛んな生命力と強大な活力を呈している。新華社が伝えた。

白書によると、西蔵自治区は革新を発展先導の最大の原動力とし、革新を発展の全局の核心的位置に据え、革新駆動型発展戦略を力強く推し進めている。2018年までに自治区内のソーシャル・イノベーション・プラットフォーム、科学技術企業インキュベータ、大学生イノベーション起業基地、小規模・零細企業「大衆による起業・革新」基地などが74カ所設けられ、イノベーション起業グループやスタートアップ企業1338社を受け入れた。大きく発展しているイノベーション企業も多く、2018年に自治区内のハイテク企業は50社を突破(前年比53%増)し、科学技術型中小企業は75社(同142%増)に達した。

白書によると、新時代の西蔵は共有という発展理念を堅持し、幸福指数の向上に力を入れている。民生の保障水準は高まり続け、小康社会(ややゆとりのある社会)の建設は着実に進み、都市部と農村部をカバーする社会保障システムがほぼ完成した。2013年以降、貧困人口は約71万人減った。2012年に35.2%だった貧困発生率は2018年には6%以下にまで下がった。国家統計局の特別調査結果によると、生活の現状への大衆の満足度は97%を超え、小康社会の全面的な完成への自信は97.3%に達している。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年3月28日

  

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