カニ選別装置にザリガニ下処理機!中国の青少年たちのオモシロ発明品 (2)

人民網日本語版 2019年04月01日16:37

グルメ関係の発明品も多数

エンジニアリングエリアで最も人気だった発明品の一つは「家庭用ザリガニ下処理機」だった。地面に置かれたバケツにはザリガニがいっぱい入っており、肖さんはその中から数匹を選んで、ゴムでそれをアルミ製の装置に固定。そして、ネジをしっかりとしめると、ザリガニのお腹をキレイに処理し、さらに、スイッチを入れると、自動で洗浄してくれる。洗い終わると、そのまま調理できる状態となる。

「おいしいけど、ザリガニはとても狂暴で、ツメで挟まれて指をケガすることがある。それに、腹の部分や汚れ、寄生虫を処理するのはとても面倒。そこでこの下処理装置を発明に思いついた」と肖さん。この装置は、発明特許の証書を既に取得したそうだ

中学生の馮梓宸さんは、「身がぎっしり詰まったカニを選別する装置」を発明。上皿天秤のように、左右に2つの容器があり、その間に容器を繋ぐ管がある。真ん中には電子天秤センサーが付いていて、カニの身の詰まり具合に基づいて数字が表示される。「数字が大きいほど身が詰まっているということで、90点以上なら身がぎっしり詰まっている。60点以下ならスカスカということ」だ。

小学生も負けてはいない。小学6年の鄭傑文さんは、ニンニクのにおいを消す方法を考案。ガムとリンゴ、牛乳、ピーナツを比べて見て、ピーナツと牛乳が効果的にニンニクのにおいを消せることを発見した。

こうしたテクノロジーイノベーションプロジェクトを目にした人々は、「すぐに実用化されればいいのに」と声を揃えていた。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年4月1日

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