内モンゴル師範大学革新創業園はこのほど、国家実用新案発明特許発表会を開いた。19歳の大学1年生韓欣宜さんが発明した「調節可能な鞍」が国家特許を取得した。中国新聞網が伝えた。
内モンゴルは草原の故郷であり、乗馬が必要不可欠な観光プログラムになっている。内モンゴルを訪れる観光客は、馬の背に乗って疾走する感覚に期待している。
韓欣宜さんはこのアイデアについて、「昨年夏の草原旅行で、乗馬中に一つの問題に気づいた。多くの観光客が乗馬の際に子供を抱きながら草原を駆け巡るが、従来の鞍は大小が固定されているため一人でしか使用できず、もう一人子供が増えると特に不便だ」と説明した。乗馬プログラムの体験を改善するため、韓さんは伝統的な鞍にレールを取り付けることで、伸縮を調節できるようにすることを思いついた。
韓さんは昨年4月に特許出願書を提出し、今年5月に国家知的財産権特許証書を取得した。
韓さんは「私は文化産業管理学科の学生であり、文化資源をいかに文化商品に変えるかが常に学習の重点的な内容になっている。鞍はモンゴル族の文化的象徴の一つであり、私にデザインの多くのインスピレーションをもたらしてくれた」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月3日
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