中国が第二世代データ中継衛星の打ち上げに成功

人民網日本語版 2019年04月01日15:01

北京時間3月31日午後11時51分、中国は四川省の西昌衛星発射センターで、第二世代データ中継衛星システム「天鏈2号01衛星」を搭載したキャリアロケット「長征3号乙」を打ち上げ、地球周回太陽同期軌道への投入に成功した。新華網が伝えた。

「天鏈2号」は、ミッション計画やシステム管理、業務運行などの面で、「天鏈1号」よりも大きく進歩しており、データ転送率や多目的サービス能力なども大幅に向上しており、中・低軌道衛星、有人宇宙船との情報のやり取りの効率、軌道上での運行の安全性やフレキシブルなミッション実施などを向上させる面で重要な役割を果たしている。

天鏈2号01衛星とキャリアロケット「長征3号乙」は、中国航天科技集団有限公司が管轄する中国空間技術研究院と中国キャリアロケット技術研究院が研究開発した。

キャリアロケット・長征シリーズの打ち上げは今回で301回目となった。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年4月1日

  

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