発見された唐の吐蕃時代の石刻の棋盤(画像提供・甘孜州文化広電旅遊局) |
四川省甘孜州文化広播電視・旅遊局はこのほど、甘孜県での発掘調査中に、同県◆攻郷(◆は上と下が上下に組み合わさった字)で唐の吐蕃時代のものとみられる石刻の棋盤を発見したことを明らかにした。中国新聞網が伝えた。
今回、石刻の棋盤が発見されたのは、甘孜県中心部から約30キロメートル離れた面積約300平方メートル・深さ約1.6メートルの露天温泉の傍だった。石刻の棋盤は、重さ約2トン、約1.5平方メートルの花こう岩表面の中央にあり、岩面には2.5センチメートルの格子が整然と刻まれ、縦横それぞれ10本の線が刻まれていた。石刻の棋盤の左右対角両側には、「駒」の円形石孔があしらわれていた。言い伝えによると、唐の吐蕃時代に、2つのチベット族貴族部隊がこの地に駐留しており、この地域は兵士たちの訓練場だったという。
甘孜州文化広電旅遊局の劉洪・局長は、「専門家による初歩的な判断によると、この石刻の棋盤は、吐蕃時代(西暦618年~842年)に作られ、青蔵高原で長い間流行し伝承されてきた、囲碁に似た古代の棋類ゲームに使われたものらしい」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月25日