端午節(端午の節句、今年は6月7日)までまだ20日ほどあるが、「ちまき販売合戦」はもう始まっている。今年のちまきの値段は、昨年とほとんど変わらないが、各メーカーは、香港スイーツの「楊枝甘露」味、クランベリーローズ味、パイナップルピーナッツ味、ネットで人気のピリ辛スナックの「辣条」味、豚スペアリブに米粉をまぶして蒸した「粉蒸排骨」味のちまきなど、さまざまな珍しい味のちまきを売り出している。四川在線が伝えた。
一部のスーパーでは、「ちまき通り」や「ちまきコーナー」を設け、各種ばら売りちまきや贈答用ちまきを販売している。ちまきの味はバラエティに富んでおり、スタンダードな肉ちまきから、具の入っていないちまき、ナツメの砂糖漬けやあずきの入った甘いちまきのほか、ザリガニやアワビといったシーフード風味のものも多く、なかにはクランベリーローズ味や香港スイーツの「楊枝甘露」味といった変わり種のちまきまである。
ショッピングサイトの淘宝をチェックしてみると、その販売ランキングでは、卵・肉入りちまきやあずき入りちまきなど伝統的なちまきがやはり圧倒的な市場シェアを占めていた。だが、革新的な味のちまきを売り出している店も多く、たとえば、ピリ辛スナック「辣条」の有名メーカー「衛竜」が昨年発売した「辣条」ちまきは、今年も引き続き人気商品となっている。
これらの奇抜な味わいのちまきを買ってみる気はあるだろうか?(編集KM)
「人民網日本語版」2019年5月22日