滝田洋二郎監督
現在北京で開催中の「アジア文明対話大会」の重要な活動の一環として16日から23日にかけて「アジア映画週間」が開かれている。16日には天安門東側にある「太廟」で開幕式が行われ、日本やイラン、インドなどアジアの国と地域から著名映画監督14人のほか、中国国内外の俳優や映画人ら多数のゲストが出席した。人民網では、今回の開幕式出席のため北京を訪問中の日本人著名映画監督の滝田洋二郎監督にインタビューを行った。人民網が伝えた。
「アジア映画週間」開幕式はその奥深さとスケールに感激
開幕式に参加した滝田監督は、「伝統ある素晴らしい会場で行われた開幕式に感激した。映画や人に対するリスペクトを含め、中国映画の奥深さと大きさをとても感じ、あのような場所で海外からのゲストをもてなすというすごさも感じた」とし、その収穫としては、「中国の人との新しい出会いができたこと。次の映画のヒントなどを得たいと考えており、アジアのとても優秀な監督や俳優が数多く集まり、交流することができた」とした。
「中国独特の文化がきちんと反映されている」中国映画
過去には北京国際映画祭の審査員も務めたことのある滝田監督は中国映画を、「日本にはないスケール感や奥深さがあり、中国独特の文化がきちんと映画に反映されていて面白い。ただ作品数も非常に多いので、追いかけるのがとても大変」と評している。