上海科学技術革新企業25社が上場

人民網日本語版 2019年07月22日17:23

上海証券取引所の科学技術革新ボードは22日、第1期上場企業25社の上場式典が行われた。中国の多層的な資本市場はこれにより新たな1ページを開くことになった。人民日報アプリが伝えた。

昨年11月5日、習近平国家主席が第1回中国国際輸入博覧会で、「上海証券取引所に科学技術革新ボードを設立する」と厳かに発表した。登録制度の試行を経て、発表からわずか259日で上場取引にこぎ着けており、中国資本市場の大きな奇跡だといえる。

上場した25社はいずれも先進的な製造業企業だ。産業分布をみると、次世代情報技術産業が13社、新材料産業が5社、先端設備製造産業が5社、バイオ産業が2社となっている。

第1期上場企業は科学技術の色合いが強い。25社の2018年の研究開発投資額が営業収入に占める割合は平均で11.3%に上り、A株の他のボードの企業を大きく上回る。このうちの15社は昨年の研究開発投資が5千万元(1元は約15.7円)以上に達し、7社は1億元を超え、最高は中国通号で13億8千万元だった。

25社のうち、昨年の営業収入が10億元を超えたところが10社を数え、40%を占めた。純利益をみると、親会社株主に帰属する当期純利益が1億元以上だったところは13社に上り、半数を超えた。

科学技術革新という企業の特徴に合わせて、科学技術革新ボードには新しい制度と規則が設けられた。新規則は40項目以上からなり、包摂性が極めて高い。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年7月22日

  

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング