「中国最北の都市」漠河に昨年より25日早い初雪

人民網日本語版 2019年09月16日15:50

強い寒気の影響を受け、15日午後3時ごろ、「中国最北の都市」である黒竜江省大興安嶺地区漠河市で、昨年より25日早く今秋の初雪が観測された。中国新聞網が伝えた。

雪の中、市内を通行する漠河市民(撮影・王景陽)。

漠河市は中国で最も北にある都市であると同時に、国内で緯度が最も高く、気温が最も低い都市でもある。市内にある5A級景勝地の北極村は、国内で唯一、オーロラと白夜の現象を鑑賞することができる場所だ。

雪の結晶で覆いつくされた松の木や松葉(撮影・王景陽)。

15日午後3時ごろ、漠河市上空から牡丹雪がはらはらと舞い落ちてきた。そして瞬く間に漠河市内の道や公園、樹々が雪で覆われ、ポプラや松の葉っぱはびっしりと純白の雪の結晶で覆いつくされ、まるで冬が到来したかのような光景が広がっていた。晩秋の漠河市では森の木々に囲まれた五花山が鮮やかに色づいていたが、突然の降雪で艶やかな山の斜面はすっぽりと真っ白な新しい衣装をまとい、遠くから眺めると、雪のなかの森の木々は童話の世界のような雰囲気を漂わせている。

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