トヨタの展示エリアで人民網のインタビューに応じたトヨタ自動車株式会社の寺師茂樹副社長(撮影・玄番登史江)
第1回中国国際輸入博覧会が11月5日より正式に開幕した。全世界から集まった各大手自動車メーカーや注目の新車などが集結した自動車展示エリアにおいて、トヨタは「王さん家族の1日」という未来の1日をテーマに、e-パレットのコンセプトカーを様々な生活シーンで応用させることによって、来場者に未来の新エネルギーと自由に移動が可能なライフスタイルを提案している。人民網が報じた。
トヨタが描く未来のモビリティ社会とは、例えばヘアサロンやリハビリトレーニング、挽きたてのコーヒーが楽しめるカフェ、様々な注文機能を搭載させた自動運転のe-パレットのコンセプトカーが利用者の目の前にまでやってきて、カスタマイズされたサービスを各ユーザーに提供するというもの。
緑を多く使った中国国際輸入博覧会のトヨタの展示エリア(写真提供・トヨタ)
トヨタ自動車株式会社の寺師茂樹副社長は人民網の取材に対し、「様々なe-パレットの組み合わせによって新しい街づくりができるのではないかと考えており、これはまたトヨタが描く未来のモビリティライフへの全く新しい提案でもある」とした。そして、今年、豊田社長がこれからはモビリティカンパニーへ変革していくと宣言し、トヨタはただ単純に車を作り、販売し、車を使ってもらうというビジネスから、モビリティという社会生活すべてをカバーできるような役に立てる技術をもっと開発し、それを車の中に取り入れていきたいと考えているとした。
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