2G端末とは、シルバーホンやフィーチャーフォンといったタイプの携帯電話、およびいくつかの電話販売産業や顧客サービス用の電話を指す。機能は通話、日付・時間表示、ショートメッセージの送受信などに限られる。
孫院長は、「現在の中国人の平均寿命は70歳を超え、65歳以上の人口が1億人を超える。この年代が2G端末の主な消費者層だ。スマートフォンを使いこなせないほか、少数の親しい人と通話だけできればよいという人々だ」と述べた。
項理事長も、「2G端末は価格が安く、連続待受時間が長いので、予備機として購入するビジネス層がおり、通話ニーズだけ満たせばよい」と述べた。
また孫院長は、「目下の市場の進展状況をみると、5Gネットワークの商用化が進み、5G端末の出荷量が増加するにつれ、2020年7月以降に、5G端末は『爆発的増加』の時期を迎えると予想される。その頃には価格2千元(1元は約15.0円)前後の5G端末が市場に出回り、来年末にはさらに1500元前後の端末が登場するかもしれない。メーカーが発表する新製品は、4Gネットワークと5Gネットワークのどちらにも接続するスマートフォンが大半を占めるだろう」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年10月9日