現地時間の11月1日午後、国務院の李克強総理はウズベキスタンの首都タシケントに到着し同国の公式訪問をスタートした。同国のアブドゥラ・アリーポフ首相が空港で李総理の歓迎式典を盛大に行った。李総理はアリーポフ首相とともに儀仗隊を閲兵した。(撮影・黄敬文)
現地時間の11月1日午後、ウズベキスタンのアブドゥラ・アリーポフ首相の招待に応じて、国務院の李克強総理は専用機で同国の首都タシケントに到着した。上海協力機構(SCO)加盟国政府首脳(首相)理事会第18回会議に出席するとともに、ウズベキスタンを公式訪問する。
李総理は、「当今の錯綜した複雑な国際情勢の下、SCOが地域の安全安定を維持し、加盟国の発展繁栄を促進する上で果たす役割がますます突出している。私は各方面とともに今年6月に(キルギスの首都)ビシュケクで行われたSCO首脳会議での共通認識を実施し、SCOの発展と多国間協力を推進することについて踏み込んだ意見交換が行われるものと期待している。各方面が今回の会議を契機として、引き続き『上海精神』を発揚し、善隣友好と互恵協力を増進し、加盟国間の相互開放を拡大し、貿易投資の自由化・円滑化水準を引き上げ、この地域の各国国民に幸福をもたらすためにより大きく寄与することを確信する」と述べた。
公式訪問中、李総理は同国のシャフカット・ミルジヨーエフ大統領と会談し、アリーポフ首相とは会談するほか双方の協力文書の調印式に共に立ち会うことになっている。
SCOの会議の開催期間中、李総理は加盟国の指導者と共にSCOの未来の実務協力を計画し、協力文書に調印するほか、出席する関係国の指導者と二国間会談を行う予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年11月2日