第11回BRICS首脳会議が11月13、14両日にブラジルの首都ブラジリアで開催される。習主席は同国のボルソナーロ大統領の招待を受けて会議に出席する。習主席はボルソナーロ大統領と会談し、各分野の協力文書に署名する。
現在世界は過去百年間なかった大きな情勢変動に直面しており、新興国と途上国の台頭という勢いは阻止できず、団結・協力、共同自己強化の意欲が日増しに高まっている。その一方で、世界経済の新旧原動力の転換はまだ完了しておらず、保護主義と一国主義が激化し、新興国と途上国の発展に関わる外部環境は日増しに複雑化している。未曾有のチャンスと試練を前に、BRICSに目を向ける国々が増えている。第11回BRICS首脳会議は「革新的未来のための経済成長」をテーマに、世界経済発展の大計を共に話し合う。
昨年、習主席はヨハネスブルグ会議でBRICS協力を振り返り、将来の発展を展望して「BRICSは歴史の大勢を把握し、戦略的パートナーシップを深め、『三輪駆動』協力メカニズムを強固にし、第2の『黄金の10年』という素晴らしいビジョンを現実のものに変え、手を携えて人類運命共同体へと踏み出す必要がある」と指摘した。そして、今年のブラジリア会議において、BRICS首脳はさらに共通認識を形成し、共同発展を図り、公平・正義を守り、多国間主義を堅持し、グローバル・ガバナンスを整備するというBRICSの声を挙げ、不確定性に満ちた国際情勢にプラスのエネルギーを注入する。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年11月8日