内部制度を見ると、BRICS協力の発展も革新が続いている。例えば2017年に中国が厦門(アモイ)で開催したBRICS首脳会議は、BRICS協力の伝統的な経済・政治の「デュアル・トラック・アプローチ」から経済・政治・人的及び文化的の「三輪駆動」への転換を実現した。同時に、「BRICSプラス」という協力モデルも革新的に打ち出して、BRICS協力の国際的影響力をさらに高めた。
今やBRICSの影響力は5か国の範疇を超え、世界経済の成長を促進し、グローバル・ガバナンスを完全なものにし、国際関係の民主化を促進する建設的なパワーとなっている。統計では、2018年に5か国は経済規模で世界全体の23.52%、貿易額で世界全体の16.28%を占めている。
専門家も、現在の国際情勢の下、BRICSは今回のブラジルサミットにおいて、多国間主義を共に守るという「BRICSの声」を再び上げると考える。