江西省の文化財従事者と中国人民大学歴史学院の学者は先ごろ、江西省吉水県烏江鎮で紀元前の環壕遺跡「盆形地遺跡」を発見し、江西吉泰盆地における人類活動の歴史が今から約5千年前まで遡れることが明らかになった。この遺跡は恩江北岸の水田の中央部に位置し、平面で見ると四角形をしており、周囲の水田より約5メートル高く、一辺の長さは約120メートル。遺跡と環壕の総面積は約2万平方メートルで、保存状態は良好。遺跡の露出している部分は地表より5センチから10センチ下がっており、もともとの堆積部分が露出している。堆積土は固くしまり、層がはっきりしており、大量の紅焼土と炭のかけらが混じっている。中国新聞網が伝えた。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年12月5日