瀋陽鉄路局が春節連休中に氷雪観光列車を運行

人民網日本語版 2019年12月16日15:35

中国鉄路瀋陽局集団有限公司はこのほど、2020年「春運(春節<旧正月、2020年は1月25日>前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」期間中、同社は旅客の雪鑑賞・雪遊びニーズを満たすために、20数本の氷雪観光列車を運行することを明らかにした。新華社が報じた。

春運期間中はまさに、東北地方が1年で最も美しい風景を見せる氷雪シーズンにあたる。瀋陽局集団公司は、雪郷や長白山、査干湖など氷雪観光地に向かう氷雪観光列車を運行する計画。一般の列車と異なり、観光列車の乗客は、往復とも座席指定の寝台列車となり、「座席指定の寝台列車で乗車駅から目的駅まで直行」を実現する。乗客は、夜間は寝台車で休み、昼間に観光地に到着して遊ぶ。大きな荷物を持ち運ぶ必要はなく、氷雪地の北国の風景を心ゆくまで楽しむことができる。

また、北京と吉林省長白山を結ぶ直通旅客列車が初めて運行される。瀋陽局集団公司は、吉林省白山市駅と北京駅を結ぶ2258/7号旅客列車を増発する予定。これまで、白山市と北京との間には直通列車が運行されていなかったため、北京の旅客が白山を訪れるには、通化や瀋陽で列車を乗り換える必要があった。今回の旅客列車運行により、より多くの北京の旅客にとって、春運期間中に長白山を訪れて雪鑑賞を楽しむことが非常に便利になる。

40日間に及ぶ2020年の春運期間中、瀋陽局集団公司が輸送する旅客は、前年同期比93万人(3.5%)増の2780万人に達する見通しで、うちに直通列車の利用客が、同23万人増の600万人。管轄内の旅客数は、同70万人増の2180万人に上るとみられている。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年12月16日

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