「一国二制度」実践の成功が築き上げた光り輝くマカオ地区 (2)

人民網日本語版 2019年12月17日16:37

澳門地区江門同郷会の甄瑞権会長は、「澳門地区が祖国復帰し、時間が経てばたつほど、祖国に対する自己肯定感が強くなっている。祖国の澳門地区に対するサポートを、一般市民は心に刻みつけている。祖国の澳門地区に対するサポートについて語った場合、澳門地区の人々は数えきれないほど上げることができる。例えば、『個人旅行』をめぐる政策の最大の受益者は澳門地区で、経済が急速に成長している。重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した時は、薬品が香港地区と澳門地区に優先的に手配された。2017年に、数十年に一度という規模の台風13号(HATO)が澳門地区に直撃した時には、人民解放軍澳門駐留部隊の将兵が昼も夜も連日救援活動に携わり、浸水した街を片付けた。そして、内陸部から大量の救援物資や食料が広東省珠海市を通して次々と送られてきた」と語る。

その一方で、祖国に助けが必要になった時には、澳門地区の人々も喜んで助けの手を差し伸べている。例えば、四川大地震が発生した際、澳門地区の人々からは次々と寄付金が寄せられ、特別行政区政府は被災地の復旧支援グループを立ち上げて、50億マカオパタカ(1パタカは約13.65円)を拠出し、澳門地区基金会も5億マカオパカタを拠出して、106プロジェクトの実施を支援した。

澳門地区治安警察局の劉運嫦副局長は、「金蓮花広場では毎朝8時に国旗が掲揚される。当局の特殊警察部隊がその掲揚を担当している。毎日、たくさんの市民や観光客がそれを見に来る」とした。

「一国」は「根」であり、その根が深いほど葉は茂る。また、「一国」は「茎」でもあり、茎が太いほど枝がしっかりと成長する。「一国二制度」の方針を包括的、かつ正しく理解して実施し、その核心的な意義をしっかりとつかみ、はっきりと立場を定めて国の主権と安全、発展の利益を守ることが澳門地区における「一国二制度」実践の成功にとって貴重な経験となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年12月17日

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