全国工業・情報化活動会議が22日に北京で開催された。会議では、年末までに全国で5G基地局12万6千ヶ所が開設されることが明らかになった。また中国は5Gネットワークの建設を緩やかに推進し、共に建設し共に分かち合う姿勢を深め、2020年末までに全国のすべての地級市(省と県の中間にある行政単位)で5Gネットワークの全面カバーを実現させる方針という。
来年はネットワークの供給の質を最適化し向上させ、通信の一般的サービスを深化させ、国境地帯やへき地におけるネットワークの更なるカバーを重点的に支援する。引き続きネットワークの速度向上と費用削減を進め、貧困者支援や障害者支援の分野で正確に的を絞った費用削減を実施し、迷惑電話の総合対策などの重点活動を着実に行う。5G商用化の歩みに合わせ、4K/8Kや仮想現実(VR)/拡張現実(AR)などの新技術の応用を加速し、ミドル・ハイクラスの情報サービスの供給を増やす。
2019年には、全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の工業付加価値額が5.6%前後増加し、単位工業付加価値額あたりのエネルギー消費は3%前後低下し、ソフトウェア・情報技術(IT)サービス業の収入は15%増加し、電気通信業務総量は不変価格で計算すると前年比20%増加し、インターネット業の収入は20%増加する見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年12月24日