中国大陸部で初めてとなる海底トンネルで海を通過する地下鉄「厦門(アモイ)地下鉄2号線」が25日に開通し、営業をスタートした。この地下鉄は、アモイ地下鉄1号線に続く、アモイで2本目となる地下鉄路線で、1路線だけだったアモイ地下鉄が2路線となり、正真正銘「乗換の時代」に入ったことを示している。澎湃新聞が報じた。
アモイ地下鉄2号線路線図
アモイ地下鉄2号線は、全長41.6キロメートルで、32駅が設けられており、すでに開通している地下鉄1号線と「十字」形で交差する軌道交通ネットワークとなり、市民の外出をより便利にすべくサービスを提供している。
アモイ地下鉄2号線は、アモイ本島とアモイ市海滄区を繋ぐ。本島から海滄までの所要時間は、地下鉄2号線に乗って海底トンネルを抜ければ、わずか3分だ。
アモイ市民にこの「3分間」を提供するために、鉄四院と十四局設計施工チームは、1137日を費やし、国内で初めてとなる海底トンネルで海を通過する地下鉄を敷設した。これにより、中国における海底トンネル建設技術がさらに大きく一歩前進した。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年12月26日