北京故宮は昨年、書籍とスマホアプリを組み合わせた謎解きゲーム本「謎宮·如意琳琅図籍」を出版しようと、クラウドファンディングを実施して2000万元(1元は約15.65円)を集め、中国で、クラウドファンディングにより1冊の本のために集まった過去最高額を記録した。そして、故宮出版社は今月19日、「謎宮」の第二部となる「謎宮·金榜題名」を北京故宮博物院で発表した。中国新聞網が報じた。
2分51秒で100万元集まる
昨年、「謎宮·如意琳琅図籍」の出版に向けたクラウドファンディングは開始から10時間で100万元集まった。その後、中国の出版業のクラウドファンディングとしては、24時間で集まった過去最高額を記録し、最終的に1冊の本のために集まった過去最高額となる2020万元が集まった。
19日に発表された「謎宮·金榜題名」は昨年の記録をさらに上回り、クラウドファンディングが午後2時10分に始まると、瞬く間に10万元が集まり、2分51秒後に100万元を超え、30分後に200万元を超えた。
では、謎解きゲーム本「謎宮」はどんな本で、なぜこれほど注目を集めているのだろう?