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中国国家博物館が「庚子年」をテーマにした特殊切手発行

人民網日本語版 2020年01月07日08:35
中国国家博物館が「庚子年」をテーマにした特殊切手発行
1月5日、北京中国国家博物館で開催された「庚子年」をテーマにした特殊切手の発行セレモニー。(撮影:中国新聞社記者・張宇)

2020年は十干が「庚(かのえ)」、十二支が「子(ね)」の「庚子(かのえね)」のねずみ年となっている。中国郵政は今年、干支をテーマにした切手発行40周年を迎えた。中国郵政は中国国家博物館で5日、「庚子年」をテーマにした特殊切手発行セレモニーを行い、中国郵政集団有限公司の劉愛力・董事長、切手をデザインした著名アーティスト・韓美林氏が出席し、除幕式を行った。新華社が報じた。

「庚子年」をテーマにした特殊切手は2種類あり、1枚は「子鼠開天」。混沌としていた時代にネズミが勇敢にも天に一つの穴をかじり開けたことから、天と地が分かれ、宇宙が形成されたという中国の伝説をモチーフにしている。歴史を切り開いてきた国のこれまでの事業を受け継ぎ、将来の発展に道を開くことを願う思いが込められている。もう1枚は「鼠兆豊年」で、3匹のネズミが嬉しそうな表情を浮かべ、全ての人が楽しく過ごせるようにという思いが込められている。また、ネズミの後ろにはピーナツが描かれ、2020年が豊作の年となり、全ての人が楽しく過ごせるようにという思いが込められている。シンプルに描く「小写意」の画法に中国画にみられる「渲染法」という伝統技法を合わせて、かわいいネズミが生き生きと描かれている。

この切手は4300万セット限定で、今月5日から、中国全土の指定の郵便局やサイト、中国郵政アプリなどで購入できる。

干支をテーマにした切手は、新春の到来を祝うだけでなく、さらには文化クリエイティブ産業と融合し発展する媒介資源として、世界に進出する中国の一枚の文化の名刺としての役割を担っている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年1月7日

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