若者が時間管理系の文化クリエイティブ商品を買いたがるのはなぜ?

人民網日本語版 2019年12月19日08:22

2020年の到来を前に、2020年のカレンダー商品が大いに売れ行きを伸ばしている。オンラインショッピングサイトの淘宝で「カレンダー」と入力すると、「故宮カレンダー」や「豆瓣映画カレンダー」、「単向暦(毎日名言が一言書かれた日めくりカレンダー)」、「おやすみなさいカレンダー」、「健康カレンダー」など、100に及ぶブランドの千種類近い文化クリエイティブ・カレンダーの情報が表示される。中国青年報が伝えた。

取材してみると、なじみのある壁掛けタイプや卓上タイプなどのカレンダー商品は、時間管理ツールと融合した文化クリエイティブ商品へと変貌していたことが分かった。業界関係者によると、現在このカテゴリーの商品は主に「00後」(2000年代生まれ)の高校生から「80後」(1980年代生まれ)の社会人までの若い消費者が購入しており、女性の購入者が比較的に多いが、男性の使用者も増えつつあるという。

若者に人気、もはや単なる「カレンダー」ではないカレンダー

効率アップ手帳の中で以前から人気がある「趁早」は今年、電子商取引プラットフォームでボックス入りの「ガチャガチャ」である「盲盒(blind box)」数量限定商品を初めて打ち出した。カラー展開は金、銀、赤、緑の4色で、ランダムに出荷される。多くの消費者がこの最新の販促プロモーション方法を高く評価し、次々と称賛のコメントを寄せた。

調べてみたところ、若い消費層のニーズに応えるため、時間管理類の文化クリエイティブ商品はいつの間にか「インターネット+」を実現していた。

「毎日一言役立つアドバイス、もう生活に迷いなし!『丁香医生』の健康カレンダー」。これは毎朝7時、40秒ほどの健康に関する音声アドバイスが、時刻通りにネットラジオのヒマラヤ(Himalaya)アプリで流れる。

「丁香医生」の健康カレンダー

生活のリズムが速くなった今では、多くの若者がオーディオブックを聞くようになった。この習慣に合わせ、2年連続で発売した「健康カレンダー」をベースにして、医療健康サービスプラットフォームの「丁香医生」は2019年1月1日から「ヒマラヤ」と提携し、オンライン上で音声形式で健康関連のアドバイスをする「健康カレンダー」コンテンツを普及させ始めた。この記事のアップ時点で、リスナー数は延べ3122万6千人に上っている。

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