「CES 2020」、注目の科学技術10大新製品 (2)

人民網日本語版 2020年01月13日11:26

(3)トイレットペーパーお届けロボット

トイレに入って紙がないことに気づき、困り果てるという緊急事態に陥った時、ロボットがトイレットペーパーを届けてくれたらどうだろうか。2020CESでは、トイレットペーカーメーカーのチャーミンが「ロールボット」という名前の車輪が2つついたロボット製品を出展した。トイレットペーパーを届けることに特化したロボットだという。掃除ロボットと同じブルートゥース技術を採用し、持ち主がスマートフォンのソフトを操作するとトイレットペーパーを届けてくれる、チャーミンはまだ発売時期を明らかにしていない。

バス・トイレ空間の科学技術は今年のCESの注目点の1つだ。米有名バス・トイレメーカーのコーラーはアマゾンの人工知能(AI)アシスタント・アレクサと協力して、シャワーヘッドスピーカーを発表した。フランスのマテオ社は使用者の体重を継続的にチェックできるスマート浴室用マットを発表した。

(4)ペット犬のバーチャルハウス

価格1495ドルのGPS機能付き犬の首輪は、ペット犬が今どこにいるかを教えてくれるバーチャルハウスの役割を果たす。犬がどこに逃げても、GPSから携帯電話に情報が伝わり、それを見つけることができる。

(5)ディスレクシアをサポートする電気スタンド

フランスのレキシライブ社は価格約723ドルのスマート電気スタンドを開発した。ディスレクシア(識字障害)の人を効果的にサポートできる製品だという。

2017年に発表された研究報告によれば、ディスレクシアは目の細胞の分布が原因で、正常な人はどちらかの目が主導して目で見た画像の情報を脳に伝えるのに対し、ディスレクシアの人は両方の目が同時に主導してものを見、その情報を脳に伝えるため、画像が反転して脳は伝えられた情報を判別できない。レキシライブ社が開発した電気スタンドは、ものを見るときにどちらかの目が主導するように矯正して、脳が伝えられた情報を判別できるようにしている。

調査によると、同製品は患者の90%に効果があり、英国の3つの学校がディスレクシアの生徒のために注文したという。

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