最近、中東地域は紛争問題が絶えず、急激に混迷の度を深めている。この中東情勢の緊張に影響を与えている大きな問題が3つある。米国とイランの駆け引きが複雑で激しいこと、イラン核合意が圧力を受けていること、混乱の根本的原因が解消困難であることだ。新華社が伝えた。
■米国とイランの駆け引きはかつてなく複雑
米国とイランの駆け引きは現在の中東情勢混迷の主軸だ。今月初めに起きたソレイマニ事件によって、両国間の脆い均衡は崩れ、一度は開戦の危険さえ招いた。
上海外国語大学中東研究所の包澄章副研究員は「米国によるソレイマニの『ピンポイント攻撃』も、イランによるイラク駐留米軍基地への攻撃も、これまでの両国の対立の『レッドライン』を越えてしまった」と指摘する。
アナリストは、米国とイランが理性と自制を保てるかどうか、現在の「戦争の瀬戸際」状態をいかに管理するかが、両国そして国際社会の直面する試練になると指摘する。
■圧力を受けるイラン核合意
イラン核合意は現在、重大な圧力を受けている。これは中東における核不拡散体制にとって厳しい試練であり、イラン核合意をめぐり中東地域に構築された均衡は打破される危険に直面している。
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