阿里巴巴(アリババ)のチャーターしたボーイング機が6日、医療用マスク286万枚を積んで、江蘇省杭州市の杭州蕭山国際空港に到着した。この新たに運ばれた医療物資は菜鳥のグリーンチャンネルを通じ、新型コロナウイルスによる肺炎の感染が深刻な地域にただちに届けられた。阿里公益基金会が寄付し、浙江省婦女児童基金会と浙江省の微笑明天慈善基金会が南アフリカで特別に調達したものだ。この後に続いてやって来る医療物資は湖北省や浙江省などの医療機関に送られ、新型肺炎対策に使用される。今回の医療物資支援活動は往復2万キロメートル以上の距離を移動し、国家発展改革委員会、外交部(外務省)、中国民用航空局(民航局)、海外に暮らす中国人から大きな支援を受けた。
アリババ以外の企業や公益団体が調達した医療用マスク22万枚も、同機で杭州まで運ばれた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年2月7日