北京の頤和園、午前と午後に分けた事前予約制導入

北京市の頤和園では27日、新型コロナウイルス感染拡大防止・抑制措置実施期間中は入場者制限を実施することを発表した。同日より、午前と午後に分けた事前予約制を導入するという。見学希望者は、少なくとも前日までに「頤和園」の公式微信（WeChat）アカウントから予約する必要がある。実際に入園する際には、身分証明書による確認も必要だ。人民日報が報じた。

頤和園は午前と午後に分けた事前予約制を導入し、許容限度の30％以下を原則に、入場数の制限を行う。北京市公園管理センターは、できるだけ外出を控え、多くの人が集まるのを避けるほか、観光地見学の際にはマスクを着用し、体温測定を受け、他の人と間の距離を1.5メートル以上に保つよう呼び掛けている。

その他、「頤和園」は公式微信アカウントで、無料のオンライン見学も打ち出している。（編集KN）

「人民網日本語版」2020年3月2日