この春、新型コロナウイルス感染状況が、全ての中国人の心を大きく揺るがしている。この特別な時期に、中国全土では、数多くのプロの芸術家や一般の人々がポジティブなエネルギーに満ち溢れた芸術作品を創作し、人々の精神を奮い立たせ、強い信念を持ち続けるよう励まし、新型コロナウイルスと闘い、打ち勝つための文化的なパワーを発揮している。
90歳の絹人形作家が作品通じて新型コロナウイルスと闘う人々に敬意示す
新型コロナウイルス感染拡大を受け、中国全土では数えきれないほどの医療従事者が、ウイルスと闘う最前線で奮闘する毎日が続いている。彼らに対する敬意を示すために、河南省鄭州に住む90歳になる絹人形作家の徐澎さんはこのほど新型コロナウイルスと闘う人々をテーマにした絹人形を夜も徹して作り上げた。詳しくはこちらへ
山東省の無形文化遺産「伏里土陶」作品で新型コロナとの闘いを応援
山東省の無形文化遺産「伏里土陶」の伝承人たちは、「新型コロナウイルスと闘う」をテーマにした作品を作るなど、自分たちの伝統芸術の「技」で、新型コロナウイルスとの硝煙のない闘いにエールを送っている。詳しくはこちらへ
寧夏西吉の美術教員が切り紙細工で「遠隔授業」の様子を再現
中国各地では2月17日から、「遠隔授業」が行われており、教員と生徒は自宅待機を続けながら、「休校しても学び続ける。学校から離れても教育し続ける」を実践している。寧夏回族自治区固原市西吉県実験中高一貫校で美術を教えている胡玉琴先生は、現状からインスピレーションを得て、一連の切り紙細工による作品を創作した。彼女は伝統的な手工芸をオンライン教育という現代的な舞台と融合させ、「遠隔授業」の様子を再現してみせている。詳しくはこちらへ