衛星リモートセンシング技術で中国南北各地の耕作地の葉緑体水準を観察すると、その数値は広い範囲で大幅に上昇している。新華社が伝えた。
長城以南の夏季食糧の主要生産地域で、全国の小麦生産量95%以上を占める冬小麦が青くなり始めており、畑に緑色が広がっている。
感染症の影響を受けているものの、リモートセンシングデータによると、地域別・クラス別の春耕における生産秩序の回復に向けた努力がすでに奏功している。位山灌区、山東第一大灌区、黄河第二大灌区の灌漑面積は33.3万ヘクタール以上。衛星リモートセンシングは赤外線、近赤外線で植物の葉緑体水準の変化を観測できる。地上の植物がよく成長するほど、データ図で示される緑色が濃くなる。