2月5日、武漢市で江漢方艙医院(臨時医療施設)が運営をスタートすると、患者の第一陣が次々に入院した。混乱する感染状況中、ベッドに横たわって持参した本を静かに読んでいる青年がいた。その落ち着いた冷静な姿は、多くの人に感染症に打ち勝とうする勇気を与えた。
この画像が海外に伝わると、本の筆者のフランシス・フクヤマ氏の目にも触れ、氏は自身のSNSにこの「本を読む青年」を転載した上、サイン入りの自著を贈った。
青年は14日前に治癒・退院して隔離スポットに入り、13日には隔離期間が終了して自宅に帰るという。帰宅に先立ち、フクヤマ氏から贈られた本を受け取った。
(編集KS)
「人民網日本語版」2020年3月14日