患者の脇の下にラベルを貼るか腕に固定しアクティベーションすると、需要に応じて時間の間隔を設定し体温を記録できるようになる。ラベルは体温の変化に関するデータを正確に記録する。携帯電話さえあれば、体温データの「クラウドモニタリング」が可能だ。江蘇恩福賽柔性電子有限公司の創業者である張霞昌教授によると、同社が集団検温の難点に焦点を絞り開発に成功したウェアラブル検温デバイスは、ターゲットのリアルタイムのモニタリングと体温データの監視を実現する。管理機関による人の管理・モニタリングをサポートする。科技日報が伝えた。
感染発生後、同社は集団検温の難点に焦点を絞り、科学研究により速やかにウェアラブル検温デバイスを開発した。患者の脇の下にラベルを貼るか腕に固定し、携帯アプリでアクティベーションすると、需要に応じて時間の間隔を設定し体温を記録できる。ラベルは体温の変化に関するデータを正確に記録し、携帯電話と連携し読み取り時の位置情報を取得し、管理者によるターゲットの正確な管理をサポートする。
張氏によると、このデバイスは印刷層の厚みの調整、密封基材(材料)の選択によって調節を行う。典型的な厚みは0.4から1.0ミリメートル。同時に曲げ半径25ミリメートル以内の曲面に貼ることができる。1分1回の頻度で体温を記録し、80時間連続で稼働し、4800回の検温を実現できる。その関連技術と製品は現在すでに、中国国内の新型コロナウイルス感染対策に応用されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年4月3日