志村けんさんが新型肺炎で死去、中日のネットに「脅威教えてくれた」の声

人民網日本語版 2020年03月31日15:38

日本の有名なコメディアンの志村けんさんが29日、新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなった。70歳だった。

志村さんは17日に身体のだるさを感じ、19日から発熱や呼吸困難などの症状がみられ、20日に東京の病院に入院。入院時に重度の肺炎と診断された。23日夜、新型コロナウイルス感染が確認され、所属事務所が25日にその情報を発表した。しかし志村さんがどのような感染経路でウイルスに感染したのかはまだ分かっていない。

志村さんはその生涯のほとんどをコメディアンとしての仕事に捧げ、何世代にもわたる日本人に影響を与えたと言っていいだろう。すでに70歳と高齢ではあったが、依然として現役で、しかも精力的に仕事をこなしており、まさか新型コロナウイルス感染症で亡くなることになるとは予想もしていなかったことだろう。ネットでは、志村さんの突然の死に関するニュースが伝わると、驚きと哀悼が広がった。ネットユーザーからは、「志村さんが亡くなったことで、新型コロナウイルスがどれほど危険か分かった」や、「今ようやくこのウイルスがどれだけ危険かが分かった。でもその代償も大きすぎた」、「ウイルスに国境はない。これでもっと多くの日本人が感染状況を重視するようになってほしい」といったコメントが寄せられた。

かつて何度もコントで共演した俳優の西田敏行は、「天才志村けんが逝った。彼は身をもって新型コロナウイルスの脅威を教えてくれました。志村けんさん、我々は貴方の死を無駄にはしません。我々は新型コロナウイルスに打ち勝ちます」との追悼コメントを発表した。 (編集AK)

「人民網日本語版」2020年3月31日

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