感染症の前と後で中国人の消費意識は変わったか? (2)

人民網日本語版 2020年04月24日10:40

短期的な満足感から細かな品質の追求へ

同報告によると、一線都市と新一線都市の独身女性の回答者は、「感染症の前より自分の健康に気をつけるようになった、優れた品質のケア用品を消費することで安心感と安全感を得たい」と答えた。データをみると、一線都市と新一線都市の18-29歳の女性はケア用品をよく購入することがわかる。

三線以下の都市の19-29歳の80%以上が、「社会活動により注目し、健康で快適で活力あふれるライフスタイルを追求したい」と答えた。商品ニーズをみると、若い人はより品質にこだわり、長期的な健康と快適さを重視する傾向があることがわかる。

感染症からインスピレーション 持続可能な暮らしを追求

同報告によると、北京、上海、広州、深センの一線都市の19-24歳の女性の60.3%と、三線以下の都市の19-29歳の男性の61.1%が、「感染症終息後は美しいものを追求するのにより多くの時間とお金を使いたい」と答え、例としてグルメ、美しい風景、衣類、芸術などを挙げた。一線都市で大きなプレッシャーを抱える19-29歳の男性の72%以上が、「ファッションナブルでオリジナリティのある衣類」を購入したいと答えた。一線都市と三線以下の都市の男性は、「芸術や文化的クリエイションをよりどころにして、未来への楽観的な見方や自信を再構築していきたい」と答えた。

また新一線都市の19-24歳の女性の60%が、「持続可能なソリューションを真剣に追い求め、社会的責任を果たし、社会問題に注目するブランドがより好きだ」と答えた。感染症の影響で、新一線都市の若い女性は、「現地化ブランド、文化的に近い地域・国のブランドをより好むようになった」という。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年4月24日

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