各地で「520」や「521」の婚姻届提出予約がいっぱいに

人民網日本語版 2020年05月15日14:08

「愛してる愛してる私はあなたを愛してる」という意味の中国語「愛◆愛◆我愛◆(◆はにんべんに尓)」と発音が似ている2020年5月20日まで、あと数日となった。しかし各地では、「520(5月20日)」と「521(5月21日)」の2日間の結婚届提出予約がすでにいっぱいになっている。中新経緯が伝えた。

すでにいっぱいになった広州市の「520」婚姻届提出予約(ソース・広東省民政庁公式サイト)。

すでにいっぱいになった杭州市の「520」婚姻届提出予約(ソース・浙江省婚姻届オンライン提出予約システム)。

新型コロナウイルス感染が拡大したため、結婚を予定していた多くのカップルが2020年2月2日の「完全対称日」に婚姻届を提出するチャンスを逸し、婚姻届の受領日を「我愛◆」と発音が似ている5月20日に続々とずらしている。

感染予防・抑制対策を受けて、「520」と「521」の2日間に婚姻届を出したい場合は事前に予約をするよう規定を設けているところは多い。おおまかな統計によると、現時点で、広州市、深セン市、杭州市、寧波市、瀋陽市などで、「520」と「521」の2日間の婚姻届の提出予約がすでにいっぱいになっている。

また、海口市では、各区の婚姻届提出機関では予約を受け付けず、当日窓口に並んだ人に整理番号を配る方式を取るとしている。同市の職員は、結婚を予定しているカップルに対し、書類を揃え、早めに窓口に来て整理番号を受け取るよう呼びかけている。

このほか、「健康コード」を提示するよう求めているところも多い。おおまかな統計によると、湖北省、浙江省、北京市、遼寧省などでこうした規定が出されており、「健康コード」アプリ上で健康であることを示す「グリーンコード」を提示してからでないと婚姻届提出機関に入ることができない。

ただ、民政関連スタッフは、「『520』や『521』は人生においては普通の1日にすぎない。「我愛◆」はその形式ではなく、心に愛を抱いているかという点が重要であり、2人が互いに愛し合っていれば、毎日が「縁起のいい日」になる。流行に乗ってわざわざこの日の日付の結婚届をもらう必要はない」と呼びかけている。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年5月15日

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