小店経済が大きく回復! ナイトタイムエコノミー再燃、最も活発な都市は?

人民網日本語版 2020年06月09日16:01

中国経済は正常な状態へ急速に戻りつつある。経済活動の再開が緩やかに推進され、ますます多くの人が家から出て消費をし、都市に活気が戻ってきた。「北京日報」アプリが伝えた。

商務部(省)市場運営・消費促進司の責任者がこのほど述べたところによると、「中国の新型コロナウイルス感染症との戦いが重大な戦略的成果を上げるのにともない、経済活動の再開が絶えず加速し、生産・生活の秩序が徐々に回復している。先週には支付宝(アリペイ)が『開小店直通車』(小規模店舗開設のノウハウを伝えるサイト)を打ち出すと、検索件数は28倍増加と爆発的に増加した。微信支付(WeChatペイ)のデータも、全国の小規模事業者の取引件数が5月は1-2月に比べて5.1倍増加したことを伝えた」という。

微信支付のデータによると、全国の小規模事業者の取引件数が5月は1-2月に比べて5.1倍増加し、小売、飲食、移動交通など100を超えるジャンルの小店(小規模店舗)は取引が非常に活発になったと同時に、ますます多くの店舗とオーナーが開店プランを打ち出し、都市の暮らしと経済成長に新たな活力をもたらした。全国の小規模事業者の数は5月は1-2月の2.36倍になり、取引件数も同5.1倍になり、取引金額も2倍近く増加した。

小店経済の目覚ましい発展で各地の都市は息を吹き返し、全国の小規模事業者の回復状況が活発な都市のランキングでは、広州、重慶、深センが1-3位に並び、4位から10位には成都、東莞、北京、仏山、鄭州、上海、西安が並んだ。

各地の人々の消費ポテンシャルが活性化されるにつれて、豊富で多彩な都市のナイトライフも戻ってきた。最近の傾向として目立つのは、ナイトタイムエコノミー(夜間経済)の活発度が引き続き上昇していることで、全国の小規模事業者の営業活動が活発な都市のランキングでは、深セン、東莞、広州が1-3位を占め、西安、成都、仏山などが後に続いた。午後8時から翌朝6時までが中小規模店舗の商売が最も活発になる時間帯だ。

店舗の回復状況のデータをみると、90後(1990年代生まれ)の若者が小店経済発展の新たな力になりつつある。微信支付のデータでは、新規増加した小規模店舗オーナーのうち、20-29歳の層が増加率が最も大きかった。5月の新規増加オーナーでは、この年齢層が24.6%を占めた。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年6月9日

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