新型コロナウイルスの新規感染者がこのところ再び急増している北京市はすでに感染予防・抑制の「非常事態」に突入している。「狡猾」なウイルスの感染拡大第二波に対応するため、同市西城区は迅速な措置を講じている。同区に属する15エリアにおいて、エリアごとのスクリーニングと登録作業を進め、5月30日以降に感染者が確認されている新発地市場と関わりのあった住民を対象としたPCR検査を6月13日から集中的に実施している。現在までに検査会場では、秩序ある検査が進められている。14日24時の時点で、西城区は、13日と14日の2日間で7419人に対する検査を終え、うち1728人は陰性であることが判明しており、残りの検体は現在検査が進められている。人民網が伝えた。
検査会場では、各職能部門のPCR検査係員100人あまりが「完全武装」状態で任務にあたっていた。隔離服、防護服、保護メガネ、マスク、手袋、シューズカバーなどを身に着けた彼らは、40度近い高温をものともせず、それぞれの持ち場で忙しく立ち働いていた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年6月16日