運動を続けられない人が多いのは、疲れるから、そしてどこから始めるべきかが分からないからだ。北京青年報が伝えた。
どのようにスタートを切るべきだろうか。答えは順を追って着実に進むことだ。北京健康教育所の専門家によると、どれほど長くゆっくり歩こうとも、数カ月続ければ距離は徐々に延び、運動時間も長くなり、徐々に運動量が増える。
朝晩のどの時間帯に運動すべきだろうか。激しい運動でなければ、朝晩のどちらでもいい。20−30代の若者であれば夜の運動が良い。なぜなら、若者は朝に運動をする場合に通常ゆっくりウォーミングアップを行わず、最初からハイペースで走るからだ。これは体に良くない。朝早く起きて運動すれば疲れるし、さらに丸一日の仕事が加わり余計に疲れる。このほか、一日の活動により神経系全体の興奮性が上がる。夜に運動すれば、休止した状態から運動の状態に適応する時間が短くて済む。さらに運動が終わり帰宅し顔を洗えばよく眠れ、翌朝起きて仕事をする時に元気が出る。そのため若者は夕方に運動することを勧める。
運動の頻度はどの程度にするか。毎週4、5回で、毎回30分以上がベストだ。これは運動を開始したばかりの時に消耗されるエネルギーが、脂肪ではなく糖分だからだ。運動30分後に糖分が消耗すると、体にエネルギーを提供しようとすると脂肪が必要になる。脂肪の分解が始まり、ようやくダイエットの目的を達成することができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年7月1日