美しくも恐ろしいホラー描く 伊藤潤二漫画の人気の秘密とは?

人民網日本語版 2020年06月29日09:25

中国の人気バラエティー番組「炙熱的我們(We Are Blazing)」でこのほど、女性アイドルグループ・Rocket Girls 101 のメンバー全員が、これまでのアイドルメイクからイメージを一新し、ダークでオカルトなゴシックメイクに真っ白なウェディングドレスといういで立ちで歌「怪美的(Ugly Beauty)」を披露した。なかでも楊超越(ヤン・チャオユエ)のメイクは、伊藤潤二のホラー漫画「富江」に酷似していると、ネット上で話題となっている。

日本のホラー作品が好きな人なら「伊藤潤二」の名前は聞いたことがあるだろう。また、伊藤潤二を知らなくても、川上富江というキャラクターは聞いたことがあるはずだ。

1963年7月6日に岐阜県で生まれたホラー漫画家の伊藤潤二が作り出す世界では、ごく普通の物やアイデア、エピソードなども、写実的な画風により、息が吹き込まれてリアルになる。そのため、伊藤潤二は世界中にファンを抱えている。「フランケンシュタイン」や「お化け人形」、「憂国のラスプーチン」、「顔泥棒」なども大ヒット作品だ。

代表作「富江」は、伊藤潤二が漫画界にデビューするきっかけとなった作品だ。1986年、伊藤潤二は、投稿作「富江」で「月刊ハロウィン」の新人漫画賞佳作を受賞した。そして、同雑誌の翌年2月号に、「富江」の第一話が掲載され、漫画界デビューを果たした。

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