資料写真、西安宋城演芸王国景勝地は、演劇パフォーマンス・観光・レジャーが一体化した文化観光名所。インスタ映えスポットとして人気がある(撮影・楊晨)。
中国大学統一入学試験(通称「高考」)が終わり、夏休み旅行が盛大にその幕を開けた。新型コロナ対策の実施が常態化する中、今年の夏は、どこが最も人気の旅行先となっているのだろうか?旅行者の旅行のスタイルに変化はあるのだろうか?7月13日、携程が発表した「2020年夏休み旅行消費報告」に掲載されている7月10日の時点の統計によると、予約が最も多い旅行先トップ10は上海、広州、成都、杭州、深セン、重慶、西安、昆明、南京、鄭州。予約をした人が最も多い都市トップ10と見ると、昆明と長沙が入れ替わっている以外、他の9都市は同じ顔ぶれとなっている。成都商報が報じた。
今年の夏の観光市場を見ると、人気となっているのは省内、市内の旅行で、旅行のスタイルを見ると、ひとり旅が多く、その多くを女性が占めている。最近人気のドラマや伝統的な映画・ドラマのロケ地となった場所が、今年の夏に人気の旅行先になっている点は注目に値する。例えば、サスペンスドラマ「隠秘的角落(The Bad Kids)」のロケ地・広東省湛江市の直近10日の検索回数は前年同期比30%以上増となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年7月16日