「現代日本のデザイン100選」巡回展の展示品(撮影・鍾旖)
1956年の「トリイスツール」、1958年のG型しょうゆさし、1981年のウォークマン、2008年のmtマスキングテープなど、現代日本のデザインを代表する作品が19日、重慶市の中国三峡博物館にお目見えした。中国新聞網が伝えた。
同日、在重慶日本国総領事館、重慶市人民対外友好協会、日本国際交流基金、重慶中国三峡博物館が共催する「現代日本のデザイン100選」巡回展が始まった。現代日本の日常生活でよく使われている作品89点と、ここ10年における日本のプロダクトデザインの特徴を表している作品11点を含む計100点が展示されている。
展示品は「家具・什器」、「テーブルウエア・調理器具」、「衣服・アクセサリー」、「子供用品」、「文房具」、「ホビー」、「健康用品」、「災害救援」、「トランスポーテション」の9つのジャンルに分かれており、現代日本の日常生活におけるデザインの精髄が体現され、人々の嗜好や生活スタイルが反映されている。
「現代日本のデザイン100選」巡回展の展示品(撮影・鍾旖)
在重慶日本国総領事館の渡辺信之総領事は、「今回の展覧会を通して、日本文化の一側面を理解し、感じ取ってほしい」としたうえで、日本と重慶の友好交流には長い歴史の蓄積がある。今年の感染症対策期間中、日中両国は互いに援助し合い、手を携えて感染症対策にあたり、両国の人々の友情がさらに深まった」と述べた。渡辺総領事はさらに、「今後、在重慶日本総領事館はこれまで通り日本と重慶の文化や経済貿易、教育など多くの分野における友好交流を推進していく。ますます多くの人が日中友好を築くチームの一員となってくれることを願っている」とした。
同展覧会は2020年8月14日まで開催され、無料で開放されるという。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年7月21日