ランセット編集長「中国のせいにして感染症の歴史を書き換えようとする西側諸国」

人民網日本語版 2020年08月06日14:29

英国の有名な医学誌「ランセット」のリチャード・ホートン編集長は英ガーディアン紙への寄稿で、「新型コロナウイルスの感染対策において、中国の科学者は責任感を持ち思い切った行動に出て、人々の健康を守った」と述べた。

ホートン氏は、「中国の科学者は都市封鎖の措置を早めに講じ、ソーシャルディスタンスを厳しく守る政策を講じるよう提案し、感染経路を遮断した。同時に科学者は臨時医療施設の設置に協力し、病床数を増やし、重傷者が速やかに治療を受けられるようにした」とした。

ホートン氏は、「新型コロナの襲来を受け、中国政府は速やかに全世界に警告を出したが、一部の西側諸国はこの警告に耳を傾けなかった。今回の新型コロナは中国のせいにするという言動は、新型コロナの歴史を書き換えようとするもので、西側諸国の感染対策の失敗を無視している」と指摘した。

ホートン氏は寄稿の中で、「現在の反中ムードはすでに不快な、さらには人種差別的な『恐中症』に変化しており、世界の平和と安全を脅かしている」と述べた。

ホートン氏は、「地政学的情勢が緊張するなか、人と人、及び関連機関との関係を弱めるのではなく、強化することがより良い手段だ。またさらに各国民間の相互理解を深めるべきだ。感染症を前にし、各国の人々は一致団結するべきだ」との見方を示した。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年8月6日

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