快進撃を続ける南京の「エピソード」

人民網日本語版 2021年01月11日16:06

2020年12月30日の大雪で美しい雪化粧が施された南京。(撮影・馮芃)

江蘇省南京市民は昨年、新型コロナウイルス感染症や洪水と闘い、感染対策を行いながら、経済・社会の発展を同時に進めた。GDP成長率は全国同類都市のうちトップ水準で、経済規模が改革開放後で初めて全国トップ10入りを果たした。また、革新型都市の革新能力は全国4位となった。南京日報が伝えた。

6年間の練磨と前進により、南京全体の1人あたりの平均可処分所得が3万7283元(1元は約16円)から5万7630元まで増加した。市公衆衛生医療センターや児童病院河西院区など一連の良質なプロジェクトが完成し、運用を開始している。そして新たに385ヶ所の幼稚園及び小中学校が開設された。さらに同市で就職し、雇用保険に加入した大卒者が3年間で100万人以上増加した。

南京長江生態沿岸線が占める割合は51%から77.9%まで上昇した。毎年の湿地修復面積は3000ムー(1ムーは約6.7アール)以上にのぼり、全市の自然湿地保護率が全省一に飛躍した。その水質も全省一となっている。

南京江心洲長江大橋は先月24日、正式に開通し、銀色のテープのように長江の南北を結んでいる。河西新城と江北新区という2大新興成長源がこの橋の開通で親しく「握手」することになり、これで南京は「ダブル中心市街地」構造を真の意味で実現し、長江周辺地域の発展に大きな原動力を注ぐことになる。

豊かな歴史と壮大で美しい山河の風景は、美しい古都の文化的な魂と言える。

2020年は第13次五カ年計画(2016−20年)の最終年、高いレベルの小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成を実現する決戦の年だった。2021年、第14次五カ年計画と社会主義現代国家の全面的な建設の新たな旅が始まる。中国共産党も建党100周年を迎える。青写真が描かれ、未来の見通しが立った南京は、次の新たな目標と位置づけを定めた。

それは、2025年までに「革新の名城、美しい古都」を建設し、質の高い発展の世界革新都市、高い影響力を持つ国家中心都市、生活が高品質で美しく住みやすい都市、高効率なガバナンスが行われる安全かつ強靭性の高い都市を建設するというものだ。

そして2035年までに中国の特色、時代の特徴、国際的な影響力を持つ社会主義現代化革新名城を建設する。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年1月11日

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