安徽農業大学が14日に明らかにしたところによると、同大のマーティン・F・バッハマン上席教授と査麗莎教授のチームは研究により、新型コロナウイルス表面抗原タンパク質の間隔は人体の免疫系の識別を逃れやすく、これにより人体が良好な保護的抗体反応を示せないことを発見した。この研究成果はこのほど「ネイチャー」の姉妹誌に掲載された。科技日報が伝えた。
すべてのウイルスと似ているように、人体の新型コロナウイルスに対抗する重要な保護メカニズムの一つは、同ウイルスに的を絞った保護的抗体の産生だ。しかしその他のウイルス感染と異なり、新型コロナウイルス感染者が産出する保護的抗体の濃度が低く、持続時間が短いことがますます多くの証拠によって明らかになっている。
ウイルスの表面抗原タンパク質の間隔が5−10ナノメートルの場合、人体の免疫系は最良の反応を示す。研究チームが計算したところ、新型コロナウイルスのその平均間隔は25ナノメートルで、これにより人体の免疫系の新型コロナウイルスに対する識別と対抗能力が大幅に低下する。これでウイルスは人体の免疫系の識別と攻撃から逃れることが可能になる。
この研究成果はより効果的な新型コロナウイルスワクチンの設計に理論的根拠を提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年1月15日
化学方程式を使って生徒の評価コメントを書いた担任が話題に …
中国白酒の英文名称を「Chinese Baijiu」に変更…
北京動物園の27歳の雌パンダ「吉妮(ジーニー)」が病死
遼寧省の瀋陽と大連の新型コロナ感染発生源が明らかに
氷で作ったウルトラマンティガの巨大変身アイテム 黒竜江省
ヨルダン政府、シノファーム製新型コロナワクチンの緊急使用を…
「クラウド現場監督」が再び登場 河北省隔離施設の工事をオ…
パワードスーツ着用で体重70キロの男性兵士も軽々背負える?
浙江省の大学生、24時間プリントできるクラウドプリンター…
降雪後の山東省栄成市、氷と雪と漁船が織りなす美しき風景