「ダブルワーク青年」が増加中 本業に差し支えないか?

人民網日本語版 2021年03月05日09:19

「ダブルワーク青年(両棲青年)」とは、本業と同時に副業をもつ若者層を指す。今や、新職業の登場により、若者が個人として発展するより大きな可能性が与えられた。ここ2年間には、より多くの若者が「ダブルワーク青年」の仲間に加わり、「ダブル」の規模がどんどん拡大し、「ダブルワーク」は若者の間では当たり前の現象になった。「中国青年報」が伝えた。

人々は、複数の職業や立場がキャリア発展に与える影響をどのようにみているか。関連の調査では、回答した若者の47.9%が、「ポジティブな影響がより大きい、創造性を喚起できる」と答え、17.8%が、「ネガティブな影響がより大きい、本末転倒に陥る可能性がある」と答え、32.0%が、「諸刃の剣だ、長所も短所もある」と答えた。

優れた「ダブルワーク青年」になるには、曹宇さんは(仮名)は、「まずどうして『ダブルワーク青年』になろうと思ったかをはっきりさせる必要がある。複数の肩書があるということは、さまざまな仕事と生活との間でしっかりバランスを取らなければならないことを意味し、時間的に余裕がなくなり、心身ともにより大きなストレスを抱えるようになる。明確な目的もなく、なんとなく無計画に『ダブルワーク』を始めても、続けるのは難しい」と話した。

広東省で会計の仕事をしている王楠さんは、「本業と副業のどちらに重点を置くのかを明確にする必要があり、副業のせいで本業をおろそかにしてはならない。副業を発展させるには、身体的条件やその他のリソースによる全面的なサポートが必要で、流れに乗って無計画に副業を始めてはいけない。計画、段取り、準備をしっかり行い、本業と副業との間のバランスを取らなければならない。さらに重要な点は、善いことと悪いことを明確に区別しなければならないこと、副業は合法的なものでなければならないことで、金を稼ぐために違法行為を行ったり、法の抜け穴をついたりしてはならない」との見方を示した。

「ダブルワーク青年」のキャリア発展について、回答者の70.6%が、「時間とエネルギーをしっかりと調整・分配して、本業に差し支えないようにする必要がある」と答えた。68.3%が、「副業を始める前に本業の会社の規定を十分に確認し、雇用契約に違反していないか確認した方がいい」、57.2%が、「無計画に流れに乗ってはならない。自分に合った仕事を自分で探すべきだ」と答えた。

上海市弁護士協会労働関係研究委員会の温陳静委員は、「『ダブルワーク青年』になる前提は、まず本業の仕事に差し支えないこと、次に時間とエネルギーのバランスをしっかり取り、本業での技能を向上させることだ。新しい働き方、雇用、社会保障に関する法律法規については、絶えず改善と調整を行う必要があり、どのようなスタイルの働き方でも適切な保護を受けられるようにすると同時に、労働者の雇用主との間の権利を保障しバランスを取る必要もある。これは労働者の労働権の選択によりプラスにはたらくことになる」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年3月5日

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