外資の爆発的増加で海南が世界の「新たな人気投資先」に (2)

人民網日本語版 2021年04月14日13:40

4月2日、他省から来た人が海口市公安局美蘭分局の人口・出入国管理サービスセンターで、誘致された人材の定住手続きを行なう様子。(撮影・郭程)

馮氏は、「『2つの最も』で海南の政策による優遇措置をまとめることができる。1つ目の『最も』は外商投資のネガティブリストが最も短いことだ。全国は33項目、自由貿易区は30項目あるが、海南は27項目しかない。もう1つの『最も』は企業の税負担が最も軽いことだ。海南の奨励類産業の企業は企業所得税で15%の税率が適用され、ハイレベル人材は個人所得で最大15%の税率が適用される。この2つの政策は全国で海南だけのものだ」と述べた。

免税ショッピング政策が外資の増加をけん引

離島免税ショッピング政策は海南自由貿易港建設が早くから取り入れてきた重要な内容の1つだ。現在、海南には離島免税店が計10ヶ所ある。20年7月1日からは、離島する旅客の免税ショッピング限度額が年間3万元(1元は約16.7円)から10万元に引き上げられ、免税対象商品も38種類から45種類に増えた。

税関総署の張際文副署長は、「新政策の実施が海南の国際観光消費センター建設を極めて大きく促進し、海南の対外貿易の伸びをけん引した。20年7月1日から21年4月6日までの間に、税関が監督管理を行なった離島免税ショッピング金額は347億元、購入点数は4326万点、ショッピング客はのべ496万人に上り、前年同期に比べて金額は244%、点数は215%、客は101%、それぞれ増加した。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年4月14日

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