人民網日本語版>>科学技術

中国、開放的な道路における無人バス路線の全長が世界一に

人民網日本語版 2021年04月19日13:13

上海国際モータショー2021の開催期間中、「中国初の5G無人バス路線運営報告書」が発表される。これは中国初の無人路線バス関連の運営報告書で、世界市場データ研究プラットフォームのCBインサイト中国チーム、中国移動、軽舟智航が共同で発表する。科技日報が伝えた。

同報告書によると、現在、中国、米国、フィンランド、ドイツの4カ国が開放的な道路で無人路線バスを運営している。うち中国の路線の全長は世界一で、2位の米国の8.6倍となっている。データによると、中国の全長は54.6キロメートルで、世界全体の路線全長の約85%を占めている。

国内の都市別で見ると、蘇州は全長15.3キロメートルで1位になり、2位の重慶市を53%上回っている。3位は深セン。

中国初の常態化運営5G無人バス路線「蘇州Q1」番は常態化運営を始めてから5カ月以上になる。早鳥計画の利用者2924人を募集し、延べ1万1000人以上が「低炭素移動」を行っている。蘇州移動集団顧客部副マネージャーの周俊氏によると、この路線には130台以上のスマートコネクテッド感知設備が設置されており、12カ所の交差点をカバーしている。エリア内の中国移動の5Gネットワークの通信速度は500Mbps、遅延は15ミリ秒以内。5Gネットワークにより信号放送、5Gによる視距離外の感知、車両同士の協同などの各種応用が実現されている。

同報告書は毎日すべての車から提供される受注サービス件数により、無人路線バスと無人タクシーの利用状況を比較した。Q1番は毎日1台あたり58回の注文サービスを提供している。一方で、中国で運営している無人タクシーは毎日、1台あたり10回近くの注文サービスを提供している。米国のこの数値は4.85回。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年4月19日

関連記事

おすすめ写真

コメント

ランキング