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無人運転車両が100台以上 首鋼パーク無人運転サービスモデルエリア始動

人民網日本語版 2018年10月18日15:48

首鋼パーク無人運転サービスモデルエリアの始動式典がこのほど首鋼パーク僑夢苑で行われた。首鋼集団は式典で、首鋼パーク無人運転サービスモデルエリアの共同建設に関わる重要な提携パートナー多数と提携協議を結んだ。計画によると、2022年までにオリンピックのデモンストレーション作業のために運行する無人運転車両は100台以上に達し、また2025年までに1000台を上回る無人運転車両が首鋼パークで使用される予定だという。

首鋼集団の関係担当者によると、首鋼パークは無人運転サービスモデルエリアを建設するための基礎をすでに整えたとしている。パークの面積は8.63平方キロメートルに達し、そのうち北エリアには、都市の主要幹線道路や支線道路を含む道路21キロメートルが計画されており、すでに9キロメートルが建設を終えている。将来的に、開放管理と閉鎖管理ゾーンがそれぞれ設置されるため、無人運転車両の性能テストとデモンストレーションの展開に極めて適している。

始動式典で首鋼集団は共同建設に関わる重要な提携パートナー多数と提携協議を結んだ。そのうち、清華大学自動車工程学科とは、無人運転のシーン計画と冬季オリンピックのプロジェクトデモンストレーションを共同で展開する。また京東や美団点評、智行者、新石器などの大手企業と無人物流サービス分野において協力する。そのほか、中国聯通などの機関とも協力し、5Gに基づいた無人運転と車のインターネット環境に関するインフラを建設する。

首鋼パークは協力パートナーとともに、モデルエリア内での無人運転関係の製品やサービス、ビジネスモデルのデモンストレーションアプリケーションの開発を進めていく、また、無人運転技術の成熟と応用を促進し、未来のスマート交通モードを模索すると同時に、関係政府部門に意思決定の支えとなるような経験を提供し、無人運転の2022年北京冬季オリンピックにおける実用化をめざし尽力していく。

清華大学自動車工程学科の楊殿閣教授は、首鋼パークの無人運転デモンストレーション運行の今後の計画を紹介し、「首鋼パークには、無人バス、無人清掃車、無人物流車、スマートシェア自転車など、さまざまな製品がある。2022年の北京オリンピックでは、100台余りの無人運転車両が北京首剛パークにサービスを提供する見通しで、2025年までには、首鋼パーク全体をカバーする無人運転車両が1000台を上回ることが期待できる」としている。

首鋼パークは今後もスポーツ、デジタルインテリジェンス、文化創意といった3つの分野に焦点を当てていく。品質消費やスマートアプリケーション、技術革新サービス、ハイエンドビジネスファイナンス、グリーン金融サービスなどを特色とする産業エコシステムを構築し、一流の国際人材コミュニティを作り、ハイテク産業の発展を促進し、無人運転と5Gを代表とした国際影響力を備えた都市技術研究所とインキュベーターを建設し、オリンピックが都市開発を促進すると証明するためのモデルとして「新時代の首都復興ランドマーク」になることができるように進めていく。

「人民網日本語版」2018年10月18日 

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