第129回広交会の出展製品、過去最多の270万点以上に

人民網日本語版 2021年04月16日15:17

第129回中国輸出入商品交易会(広交会)の開幕に先立つ記者会見が14日、広州市の広交会展示館で開催された。広交会の報道官を務める中国対外貿易センターの徐兵副センター長は、「今回の広交会に出展する企業が盛んに製品をアップロードしており、これまでにアップロードされた製品は270万点を超え、前回の総数を23万点上回り、過去最高を更新した」と述べた。中国新聞網が伝えた。

目下、世界は新型コロナウイルス感染症が先を読めない状況であることを考慮し、「輸入症例の防止、国内の再発阻止」が引き続き最重点事項で、国務院の承認を経て、第129回広交会が4月15日から24日にかけて前回に続きオンライン開催される。

徐氏は、「今回の広交会は出展の構成作業を着実に行い、メイド・イン・チャイナ(中国製造)のクラウドでの一大イベントにする。広交会公式サイトには前回に続いて出展製品、サプライヤーとバイヤーのマッチング、ニュース・イベント、広交会が提供するサービス、越境EC専用エリアなどのコーナーが設置され、15日午前9時に公式サイトのプラットフォームで正式にリリースされることになっている」と説明した。

今回の広交会は引き続き電子家電、機械製品、建築材料、日用品、家具・インテリア製品、繊維・アパレル製品など16分類の商品に従い50の展示エリアを設置する。展示ブース数は約6万ヶ所に上り、中国内外の出展企業が2万6千社近く出展する。数多くの新製品、スマート製品、「三自一高製品(独自の知的財産権、独自のブランド、独自のマーケティングチャネルをもち、付加価値の高い製品)」が次々に登場し、このうち新製品は約82万点に上る。出展企業は画像・文書、動画、3D、VR(仮想現実)などさまざまな形式で製品を展示し、世界のサプライヤーのためにメイド・イン・チャイナとクリエイテッド・イン・チャイナ(中国創造)の一大イベント空間を作り出す。

貧困脱却の取り組みの成果と農村振興との効果的な連携を着実に行ない、それらを突き固め、発展させるために、今回の広交会は農村振興専用エリアを設置し、49の展示エリアの貧困脱却地域の企業1160社のために「ハードルゼロ、費用ゼロ」の貿易プラットフォームを提供し、広交会がもつ産業支援の優位性を十分に発揮させ、農村企業が国際市場を開拓するのを支援し、農村振興を促進する。

今回の広交会では20の取り引きチーム、40の展示エリアのリーディングカンパニー85社が集結し、電子家電、日用品、アパレル製品などの新製品発表会が137回開催される予定だ。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年4月16日

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